京つう

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2006年10月12日

終わりは、こない。。。。

9月28日~30日まで、屋久島に居ました。

  あの縄文杉に会うために。。。





僕が縄文杉のことを知ったのは、
ずいぶん昔です。

たしか、
教科書に載っていました。。。


 日本国最大の杉。。。


それだけで、訳もなく
ワクワクしていました。

縄文杉の存在を知って以来、
写真やテレビで見かけると、
ワクワクしたのを覚えています。



人よりもはるかに昔から、この世界を見てきた存在。。。



齢は、7200年や5000年、2000年などと
様々な説があります。

最新の研究では、
5000年以上は間違いないとされているので、
7200年という寿命も
あながち間違ってはいなさそうです。




この縄文杉があるのは、
屋久島の山奥です。

登山口までバスで一時間。

登山口から歩いて
片道四時間半は、かかります。


しかし、道中は、あっという間でした。。。


森の中の全てが、
初めて見るものばかりで、
退屈する暇なんてありませんでした。。。



僕は、当初
縄文杉に会うことだけを目的に
屋久島に来ました。

しかし、
この森に足を踏み入れてからは、
感動の連続で、
縄文杉だけが目的ではなくなっていました。。。


この森での思い出を一つ書かせていただきますね。








映画『もののけ姫』の舞台にもなったこの森。

この森にあるものは、全て生きているんです。。。







倒木がありました。



とても大きな倒木でした。

立っている頃は、それはすごい迫力だったと思います。

しかし、今では、立派な木も倒れてしまっています。。。


この木は、もう死んでいるのでしょうか。




いいえ。。。

大木は、
倒れてもなお、必要とされ、
生きていました。。。




木には、びっしりと苔が生きていました。

きのこも木の上に生きていました。

それだけでなく、
木の上に、芽が出ていました。。。

倒木の芽ではありません。

全く違う種類の植物です。


倒れても、
木は他の命の役に立ち、
必要とされ続けていました。



僕には、木が倒れても、生きているように感じました。。。




人も同じだと思います。


たとえ、
倒れようとも、
人に終わりは来ないのではないでしょうか。


木の一生は、倒れたら終わりではありません。

人も倒れたら終わりではありません。

倒れてもなお、できることがたくさんあります。。。



僕は、屋久島で出会った木のように、
倒れても、
誰かのお役に立って
生きていきます。。。




倒れても、終わりはきませんから。。。


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Posted by シンゴ at 00:33 │日記